私は殺犬者です。
10月末、弟犬ヨーキーのしんくんは亡くなりました。
10歳届かず・・・。
本来ならば遊び盛り、食べ盛り・・・。
しんくんは糖尿病でした。
幼い頃は天真爛漫で、要領がよく、
よく食べ、よく眠り、よく遊ぶ。
いたずらをして怒られてもさらにパワーアップし、病気とは無関係に思えてました。
糖尿病と診断されてから、足しげく病院へ通い、獣医の言うことを忠実に守ってきました。
私自身は頭が痛い、お腹が痛いとかくらいで、大病をしたことがなく、親戚知人にも糖尿病患者はいません。
以前勤めていた職場に一人いたっけかな?くらいで、まったく知識はありませんでした。
しんくんが亡くなり、火葬を済ませ、写真をプリントアウトし・・・、
「えっ?」
健康記録を見返して・・・、
「えっ?」
そこで、ようやく自分の過ちに気づきました。
「私が殺した!!!」
良かれと思ってしていたことが、
選択が、
タイミングが、
全て間違っていた。
元気な時は、写真に写るしんくんは自信に満ちています。
だんだん痩せ細ってくるとしんくんは目で訴えてきています。
私はしんくんのSOSに気づかず
「可愛いね~、写真撮るよ~♪」
自己満足の大馬鹿者です。
亡くなる日の朝までそれは続きます。
ほんと、当時の自分をぶん殴りたいです。
いや、それくらいじゃ足りない、
こんな愛らしい犬を軟禁という名の飼育して、真綿で首を絞め続け、
殺したのですから。
私はこれから罪を背負って生きます。
私が間違っていたこと、
少しずつ思い出しながら綴っていこうと思います。
正解か不正解はまだわからないことばかりですが・・・。